【法人化の目的】
祖父の代から、5000㎡の農地は稲作として営んできました。先祖からの土地を守ることを主眼として農業を営み、母の年金を投下して採算性の全く無い農業を良しとしてきました。しかしながら、土地を守ることで赤字状態が良い理由にはなりません。そこで、農業を法人化して持続可能な経営形態にして次の世代にバトンを渡すことが私の責務と考えました。
多くの小規模兼業農家の抱える共通な課題と捉えて、新たなチャレンジに踏み切ることに至りました。
フルーツな実りを通じて、本当の豊かさを体感できる地域の共同体を目指します。
【果樹園】
多品種小ロッドな果樹園を目指します。小規模な果樹園として品種を絞らず、四季を通して収穫可能な業態にします。2021年春に、30品種100本の果樹の苗木を植樹します。3年後、2024年から果樹の収穫を行います。
樹上完熟果実は、その場で消費型として、焼き菓子・パン工房を併設します。加工食として提供します。
また、地域に開放した四季の収穫祭を行います。マルシェやワークショップなどを行い小規模ながら地域の共同体を目指します。
【ユーカリ園】
小品種集中型のユーカリ園を目指します。2021年春に、100本の苗木を植樹します。2022年秋頃から葉の出荷をします。
【ハーブ園】
50品種の種苗から育成します。2021年春か種まき夏から秋に収穫します。3年後には、併設の焼き菓子・パン工房の喫茶として提供していきます。
【小麦園】
2021年秋から、農林61号の小麦の種まきを行い翌年に収穫します。地産地消の小麦として最適化を行い3年後の焼き菓子・パン工房の小麦として使います。